燃えるマシュマロ

海外アニメ映画関連の書き散らし(ネタバレ注意)

『紅き大魚の伝説』

 

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鑑賞日:2020/5/18

 

先月はネトフリに加入してたので、しばらくネトフリ配給が続きます。

 

ジブリワナビー系作品。
しかし日本のもそうだけど、なぜみんなジブリのデザインは真似できても、物語のテンポや演出は真似できないんだろう。見た目だけ寄せるのは簡単なのか。

 

 

小道具や建築など、デザイン面は全体的にいい感じ。なんせ本場の中華ファンタジーだもんね。千と千尋っぽさもあるけど。
福建土楼(客家土楼)風の建物が面白い。
キャラデザもカッコいいキャラとか、妖怪みたいのとか色々いる割に物語に絡んでこないのがもったいない。
鼠婆が地下から出てきて変身するとき、若くてイケイケなお姉さん姿になるのはちょっと『ヒーローイズバック』の妖怪のお姉さんを思い出して笑った。
魂の番人のおじさんが麻雀やってるあたりがすごい中国っぽくてよかった。

 

話はのんびりまったりしてる。ファンタジーって得意なジャンルだと思ってたんだけど、ヒクドラと言いほんとは得意じゃないのかもって思えてきた…。
とりあえず一個だけ挙げると、毒ヘビが唐突に出てくるとこにイラっとしました。
毒ヘビのくだりが発生したのは、最終的に主人公のおじいさんを死なせたかったからだとわかるのですが、この毒ヘビ自体が登場することには何の必然性も伏線もない。突然やぶの中に変なものを見つけて、怪しんで蹴ってたら噛まれるっていう。いわゆるダメ脚本ってやつなんでしょうけど。
他にも死ぬんだか死なないんだかわからん緩い緊張感だとか、重要なことをぽっとセリフで言っちゃうだとか、あんまり練れてはいないですね。